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おやこミュニケーション

おやこ遊びの大切さ

和洋女子大学教授 鈴木 みゆき先生

ヒトは人との“かかわり”で育つもの。特に遊びは親子の心を豊かにし、絆を深めてくれる最高の“かかわり”です。遊びの中で、子どものしぐさに微笑んだり、親の表情に子どもが喜んだりする姿を見せ合うことで、親子がともに愛情を育て理解を深めていけます。

同時に遊びはさまざまな能力の交差点です。歩く、くぐる、しゃがむ・・・など遊ぶ中で多様な動きができるようになります。表情を真似したり何かになりきったりすることで表現力やリズム感などを身につけるようになっていきます。

ここで大切なのは、何かの力をつけるために遊ぶのではありません。子ども達が自ら楽しむ中で、自然と身につけていくものなのです。そこに大好きなお母さんやお父さんや、おじいちゃんやおばあちゃんなど大人が一緒にいることで、遊びの世界もぐんと広がります。

ここでは赤ちゃんの時から親子で楽しめる遊びを紹介しています。雨の日、ぐずった時など親子で気分転換してみてください。親子のコミュニケーションが、赤ちゃんの成長に欠かせない心の栄養をつちかっていくと思います。

鈴木 みゆき先生 プロフィール

和洋女子大学教授。ご専門は保育学、睡眠学。保育士を養成されるかたわら、遊び歌や保育のアイデアを手がけNHK「おかあさんといっしょ」などに詞を提供。保育研修会・講習会の人気講師として全国でご活躍中。3人のお子様の子育て後、1人の孫育て中。

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