月齢で見る離乳食プラン
離乳中期(7~8か月)
この時期は食べ物を舌でつぶしてから飲み込めるように、ステップアップするときです。食べ物の味や舌ざわりも覚えはじめる時期なので、いろいろな味を教えてあげましょう。
7~8か月のポイントは?
「とうふや茶碗むし」ぐらいのやわらかさ。
赤ちゃんが自分でモグモグできるようになったら、つぶし方はだんだん粗くしていきましょう。めやすは「とうふや茶碗むし」ぐらいのやわらかさです。
薄めの味付けに。
離乳食に調味料はほとんど必要ありません。食塩、砂糖など調味料を使う場合は、それぞれの食品のもつ味を生かしながらうす味でおいしく調理しましょう。
食事が変わればウンチも変わります。
離乳食をはじめると、ウンチがゆるくなったり食べた物の色が混じることがありますが、赤ちゃんのごきげんがよければ心配はありません。
いつあげるの?
1日2回、午前と午後の授乳の前に食べさせます。2回めは3~4さじから。
AM6:00 | 母乳・ミルク | |||||
AM10:00 | 母乳・ミルク + | 離乳食 | ||||
PM2:00 | 母乳・ミルク | |||||
PM6:00 | 母乳・ミルク + | 離乳食 | ||||
PM10:00 | 母乳・ミルク |
どんなものをあげるの?
少しずつたくさんの食品を食べさせましょう。
- 炭水化物グループ
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からだの力や体温のもとになります。こんなものを食べさせてね。
- おかゆ
米1に対して水7の割合でよく煮ます。 - パンがゆ
ミルクやスープにパンをちぎってひたします。 - うどん
米粒大に細かく刻んでトロトロに煮ます。 - さつまいも
やわらかくゆでて、スプーンの背で粗くつぶし、湯や煮汁でゆでます。 - オートミール
トロトロに煮て、ミルクや少量の塩を加えます。
1回分の量:全がゆ、パンがゆ、うどんなど50~80g
- おかゆ
- たんぱく質グループ
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血や肉、骨になります。下のような食品から1~2品、食べさせてね。
- 卵黄
固ゆでしてミルクやスープでのばし、ペースト状にします。茶碗むしやオムレツ、いり卵、プリンなど。慣れたら完全に火を通した全卵にします。
1回分の量:卵黄1個~全卵1/3個 - 白身魚に慣れたら赤身魚(油のないもの)
煮つけや焼いて細かくほぐして食べさせます。
1回分の量:10g~15g - 鶏ささ身
すりつぶしてペースト状にします。
1回分の量:10g~15g - とうふ
湯通しして、つぶします。
1回分の量:30g~40g - 納豆
細かく刻んで火を通しておかゆやスープに。 - ヨーグルト(無糖)
1回分の量:50g~70g
- 卵黄
- ビタミン・ミネラルグループ
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からだの調子を整えるものです。こんなものを食べさせてね。
- 野菜
なす、トマト、きゅうり、ピーマン、カリフラワーなど。香りのきついものや消化の悪いものは避けてください。できるだけ緑黄色野菜を多くしましょう。 - くだもの
りんご、みかん、いちご、バナナ、ももなどを生でおろすか、つぶします。
1回分の量:野菜、くだもの20g~30g - 海草・わかめ
海草・わかめ:トロトロに煮ます。 - 焼きのり
細かくほぐします。
- 野菜