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よくあるお悩みQ&A!離乳食編「卵の進め方」
こんにちは!ゆっきーです!
赤ちゃんをとりまく環境は時代と共に変わっていくもの。ここ数十年で、母子手帳から「日光浴」が削除され「外気浴」のみに変更され、離乳食開始前の果汁やスープ、スプーンの練習の必要も無くなっています。
さらに、2019年3月、12年ぶりに厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」が改定されました。
この中で大きく変わった点の1つが、食物アレルギーへの対応。
「離乳の開始や特定の食材の摂取開始を遅らせても、食物アレルギーの予防効果があるという科学的根拠はない」とされ、「卵」の開始時期は“生後7~8か月頃”から“離乳初期の5~6か月頃から”に変更となりました。
離乳食をすすめるにあたり、食物アレルギーは心配事の1つですよね。まめコミ相談室にも、「卵はいつから?どのように進めたらいいの?」というご相談が多く寄せられます。
今回は、離乳食における「卵の進め方」についてご紹介いたします。
なお、赤ちゃんに湿疹がある場合や、すでに食物アレルギーの診断がされている場合、離乳食開始後に何か変化がある場合等は、自己判断せず必ず医師の指示に従いましょう。
●卵を始めるタイミング
離乳の開始は、おかゆから始め、野菜・果物・お豆腐などのタンパク質の順に進めていき、慣れてきたら固ゆで卵の「卵黄」を赤ちゃん用スプーン1さじ、もしくは小さじ1/4(ご心配な場合は、耳かき1杯)程度からスタートさせましょう。
●卵の目安量
初期(5~6か月頃) : 固ゆで卵黄 小さじ1/4程度~
中期(7~8か月頃) : 卵黄1~全卵1/3個
後期(9~11か月頃) : 全卵1/2個
完了期(12~18ヶ月頃): 全卵1/2~2/3個
●初めてあげる時の進め方
新鮮な卵を水から入れて、沸騰してから10~15分ゆで、芯までしっかり熱が通った固ゆで卵を使いましょう。固ゆで卵であれば、簡単に卵黄と卵白を分けることができます。固ゆでした卵黄は、フォークなどでもほぐせますが、密閉袋などに入れて手でほぐすと簡単!さらにざるなどで裏ごしをすると粉末に近い状態になります。
固ゆでした卵黄がパサついて嫌がる場合は、野菜スープ、だし、おかゆなどに混ぜるとパサつかず食べやすくなります。また、マッシュしたイモ類に混ぜても口当たりがよくなり食べやすくなります。
【5~6か月頃】
固ゆでした卵をすりつぶして、多めの水分でのばします。
【7~8か月頃】
固ゆでした卵黄をすりつぶして、水分でのばします。8か月前後から、固ゆでしてすりつぶした卵白を混ぜてみましょう
【9~11か月頃】
固ゆでした卵白は2~3mmのみじん切りから少しずつ大きくし、ほぐした卵黄を混ぜ合わせます。
【12~18ヶ月頃】
固ゆでした卵白を5mm程度に刻み、ほぐした卵黄を混ぜ合わせます。
●卵を使った離乳食レシピ(目安:9か月以降)
▶「ツナ炒り卵」(卵黄1個使用)はこちら
▶「ベビーフレンチトースト」(全卵1/2個使用)はこちら
●ポイント
・卵は、必ずしっかり熱を通すこと。必ずかたく茹でたゆで卵から進め、半熟や生では与えない。火をしっかり加えることでアレルゲン性が低くなります。
・お子様が体調の良い時に与える。風邪気味や肌に湿疹がある場合等は、卵でなくても稀に消化不良を起こすことがあります。
・たまごボーロなどの市販品に入っている卵は、白身が含まれることが多いので原材料をチェックしましょう。
・卵黄も卵白(全卵)も初めて与える際は、他の食材は全て今まで食べたことのあるものにします。「初めてあげるものは1日1種類1さじ程度」が基本です。病院が開いている午前中に与えると安心です。
いかがでしたか?
卵の進め方・調理例は一例ですが、これから卵を始めるという方は是非ご参考になさってください。
まめコミ相談室では、経験豊富な栄養士がママたちのお悩みや困ったにお応えします。
ぜひお気軽にご相談ください。
次回は、「離乳食のフリージング」について予定しています。お楽しみに♪
●‥…━━━━━━━━━━━━━‥●
まめコミ相談室
【受付時間】月~金10:00~16:00 (土日祝・年末年始除く)
【電話】フリーダイヤル0120-882-369
【メールでのお問合せ】
https://shop.mamecomi.jp/globalnavi/contact
●‥…━━━━━━━━━━━━━‥●
<参考書籍>
あんしん、やさしい離乳食オールガイド
赤ちゃんをとりまく環境は時代と共に変わっていくもの。ここ数十年で、母子手帳から「日光浴」が削除され「外気浴」のみに変更され、離乳食開始前の果汁やスープ、スプーンの練習の必要も無くなっています。
さらに、2019年3月、12年ぶりに厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」が改定されました。
この中で大きく変わった点の1つが、食物アレルギーへの対応。
「離乳の開始や特定の食材の摂取開始を遅らせても、食物アレルギーの予防効果があるという科学的根拠はない」とされ、「卵」の開始時期は“生後7~8か月頃”から“離乳初期の5~6か月頃から”に変更となりました。
離乳食をすすめるにあたり、食物アレルギーは心配事の1つですよね。まめコミ相談室にも、「卵はいつから?どのように進めたらいいの?」というご相談が多く寄せられます。
今回は、離乳食における「卵の進め方」についてご紹介いたします。
なお、赤ちゃんに湿疹がある場合や、すでに食物アレルギーの診断がされている場合、離乳食開始後に何か変化がある場合等は、自己判断せず必ず医師の指示に従いましょう。
●卵を始めるタイミング
離乳の開始は、おかゆから始め、野菜・果物・お豆腐などのタンパク質の順に進めていき、慣れてきたら固ゆで卵の「卵黄」を赤ちゃん用スプーン1さじ、もしくは小さじ1/4(ご心配な場合は、耳かき1杯)程度からスタートさせましょう。
●卵の目安量
初期(5~6か月頃) : 固ゆで卵黄 小さじ1/4程度~
中期(7~8か月頃) : 卵黄1~全卵1/3個
後期(9~11か月頃) : 全卵1/2個
完了期(12~18ヶ月頃): 全卵1/2~2/3個
●初めてあげる時の進め方
新鮮な卵を水から入れて、沸騰してから10~15分ゆで、芯までしっかり熱が通った固ゆで卵を使いましょう。固ゆで卵であれば、簡単に卵黄と卵白を分けることができます。固ゆでした卵黄は、フォークなどでもほぐせますが、密閉袋などに入れて手でほぐすと簡単!さらにざるなどで裏ごしをすると粉末に近い状態になります。
固ゆでした卵黄がパサついて嫌がる場合は、野菜スープ、だし、おかゆなどに混ぜるとパサつかず食べやすくなります。また、マッシュしたイモ類に混ぜても口当たりがよくなり食べやすくなります。
【5~6か月頃】
固ゆでした卵をすりつぶして、多めの水分でのばします。
【7~8か月頃】
固ゆでした卵黄をすりつぶして、水分でのばします。8か月前後から、固ゆでしてすりつぶした卵白を混ぜてみましょう
【9~11か月頃】
固ゆでした卵白は2~3mmのみじん切りから少しずつ大きくし、ほぐした卵黄を混ぜ合わせます。
【12~18ヶ月頃】
固ゆでした卵白を5mm程度に刻み、ほぐした卵黄を混ぜ合わせます。
●卵を使った離乳食レシピ(目安:9か月以降)
▶「ツナ炒り卵」(卵黄1個使用)はこちら
▶「ベビーフレンチトースト」(全卵1/2個使用)はこちら
●ポイント
・卵は、必ずしっかり熱を通すこと。必ずかたく茹でたゆで卵から進め、半熟や生では与えない。火をしっかり加えることでアレルゲン性が低くなります。
・お子様が体調の良い時に与える。風邪気味や肌に湿疹がある場合等は、卵でなくても稀に消化不良を起こすことがあります。
・たまごボーロなどの市販品に入っている卵は、白身が含まれることが多いので原材料をチェックしましょう。
・卵黄も卵白(全卵)も初めて与える際は、他の食材は全て今まで食べたことのあるものにします。「初めてあげるものは1日1種類1さじ程度」が基本です。病院が開いている午前中に与えると安心です。
いかがでしたか?
卵の進め方・調理例は一例ですが、これから卵を始めるという方は是非ご参考になさってください。
まめコミ相談室では、経験豊富な栄養士がママたちのお悩みや困ったにお応えします。
ぜひお気軽にご相談ください。
次回は、「離乳食のフリージング」について予定しています。お楽しみに♪
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まめコミ相談室
【受付時間】月~金10:00~16:00 (土日祝・年末年始除く)
【電話】フリーダイヤル0120-882-369
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https://shop.mamecomi.jp/globalnavi/contact
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<参考書籍>
あんしん、やさしい離乳食オールガイド