ビーンスタークのママ栄養士が子育て情報を紹介します!
インフルエンザだけではない…冬の感染症にご注意
こんにちは!ママ栄養士まっきーです。
新年早々から新型コロナウイルス感染拡大のニュースが報道され、ご家族の健康に一層注意が必要となって参りました。
インフルエンザの発症も厚生労働省発表の患者数(令和2年3週*)を確認すると全国で83,037人と、まだまだ衰えることがありません。
そんな中、先日まっきー家の次女から「頭が痛い」という訴えがあり、その後あっという間に38.8度まで熱が上昇。「きたー!!我が家にもインフルエンザ!!」と早々に仕事の調整にとりかかったまっきーでしたが、翌朝には熱も37度台に落ち着いていました。
念のため、病院で受診したところインフルエンザは陰性。お腹が緩かったこともありウイルス性の胃腸炎との診断でした。
ちょっと拍子抜けしたまっきーでしたが、「そうそう!この時期はいろんな感染症があるんだった!」と改めて思いました。
そこで今回は、冬の感染症、特にウイルス性の胃腸炎で嘔吐や下痢をしたときの処置についてご紹介いたします。
■吐いてしまったら…
ねんねの時は吐いたものが気管につまることがあるので、横向きの姿勢をキープすることが大切です。
■下痢のとき…
便の状態・色などを、日頃からよく観察しましょう。
白っぽい便はロタウイルスの可能性がありますので、充分に注意しましょう。
大切なことは、お世話をする方が感染しないようにする事です。お世話したママが二次感染をしてしまうと、そこからパパや兄弟姉妹と瞬く間に感染が拡大する可能性があります。嘔吐物や汚物を含むおむつは、ビニール袋で密閉し廃棄しましょう。
使い捨ての手袋等をはめて処理を行ない、処置後は手洗い消毒を徹底しましょう。また、すぐに処理ができるよう、マスクやふきとるための布や紙、塩素系消毒液を普段から準備しておくと便利です。
ノロウイルスは乾燥すると容易に空中に漂い、これが口に入って感染することがあります。
12日以上前にノロウイルスに汚染されたカーペットを通じて、感染が起きた事例もあるので、嘔吐物や汚物は乾燥しないうちに床等に残らないよう速やかに処理することがポイントです。
ノロウイルスやロタウイルスいずれも、次亜塩素酸ナトリウムなどの塩素系消毒液が有効になります。
消毒薬については、アルコール類や次亜塩素酸ナトリウムなどが知られていますが、病原体によって効果に違いがあります。
特にアルコールはロタウイルスにあまり効き目がないと言われているので、冬の感染症対策には次亜塩素酸ナトリウムなどの塩素系消毒液がお勧めです。
ビーンスタークのピュリファンSは次亜塩素酸ナトリウムの殺菌料製剤です。哺乳びんなどの消毒はもちろん、このような時の処置にも使用できるので、常備してあると便利です。(でも、それぞれの使用目的で希釈倍率が違うので注意してくださいね。)
床などのふき取りには、次亜塩素酸ナトリウムで浸すように床を拭き取り、その後水拭きをします。
次亜塩素酸ナトリウムはたんぱく質などの有機物と反応して食塩に変化しますので、
完全に拭き取れなくても成分がそのまま残留することはありません。おむつや拭き取りに使用したペーパータオル等の廃棄の際には、ビニール袋に廃棄物が充分に浸る量の次亜塩素酸ナトリウムを入れることが望ましいと言われています。
赤ちゃんが吐いたり下痢をしたらママだって驚いてしまいますよね。
でもまずは落ちついて。まっきーのいうことを思い出して、
冷静に二次感染を意識して処置してくださいね。
*令和2年3週:令和2年1月13日~1月19日
■参考資料・文献
厚生労働省 HP
https://www.mhlw.go.jp/content/000588006.pdf
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/norovirus/
新年早々から新型コロナウイルス感染拡大のニュースが報道され、ご家族の健康に一層注意が必要となって参りました。
インフルエンザの発症も厚生労働省発表の患者数(令和2年3週*)を確認すると全国で83,037人と、まだまだ衰えることがありません。
そんな中、先日まっきー家の次女から「頭が痛い」という訴えがあり、その後あっという間に38.8度まで熱が上昇。「きたー!!我が家にもインフルエンザ!!」と早々に仕事の調整にとりかかったまっきーでしたが、翌朝には熱も37度台に落ち着いていました。
念のため、病院で受診したところインフルエンザは陰性。お腹が緩かったこともありウイルス性の胃腸炎との診断でした。
ちょっと拍子抜けしたまっきーでしたが、「そうそう!この時期はいろんな感染症があるんだった!」と改めて思いました。
そこで今回は、冬の感染症、特にウイルス性の胃腸炎で嘔吐や下痢をしたときの処置についてご紹介いたします。
■吐いてしまったら…
ねんねの時は吐いたものが気管につまることがあるので、横向きの姿勢をキープすることが大切です。
■下痢のとき…
便の状態・色などを、日頃からよく観察しましょう。
白っぽい便はロタウイルスの可能性がありますので、充分に注意しましょう。
大切なことは、お世話をする方が感染しないようにする事です。お世話したママが二次感染をしてしまうと、そこからパパや兄弟姉妹と瞬く間に感染が拡大する可能性があります。嘔吐物や汚物を含むおむつは、ビニール袋で密閉し廃棄しましょう。
使い捨ての手袋等をはめて処理を行ない、処置後は手洗い消毒を徹底しましょう。また、すぐに処理ができるよう、マスクやふきとるための布や紙、塩素系消毒液を普段から準備しておくと便利です。
ノロウイルスは乾燥すると容易に空中に漂い、これが口に入って感染することがあります。
12日以上前にノロウイルスに汚染されたカーペットを通じて、感染が起きた事例もあるので、嘔吐物や汚物は乾燥しないうちに床等に残らないよう速やかに処理することがポイントです。
ノロウイルスやロタウイルスいずれも、次亜塩素酸ナトリウムなどの塩素系消毒液が有効になります。
消毒薬については、アルコール類や次亜塩素酸ナトリウムなどが知られていますが、病原体によって効果に違いがあります。
特にアルコールはロタウイルスにあまり効き目がないと言われているので、冬の感染症対策には次亜塩素酸ナトリウムなどの塩素系消毒液がお勧めです。
ビーンスタークのピュリファンSは次亜塩素酸ナトリウムの殺菌料製剤です。哺乳びんなどの消毒はもちろん、このような時の処置にも使用できるので、常備してあると便利です。(でも、それぞれの使用目的で希釈倍率が違うので注意してくださいね。)
床などのふき取りには、次亜塩素酸ナトリウムで浸すように床を拭き取り、その後水拭きをします。
次亜塩素酸ナトリウムはたんぱく質などの有機物と反応して食塩に変化しますので、
完全に拭き取れなくても成分がそのまま残留することはありません。おむつや拭き取りに使用したペーパータオル等の廃棄の際には、ビニール袋に廃棄物が充分に浸る量の次亜塩素酸ナトリウムを入れることが望ましいと言われています。
赤ちゃんが吐いたり下痢をしたらママだって驚いてしまいますよね。
でもまずは落ちついて。まっきーのいうことを思い出して、
冷静に二次感染を意識して処置してくださいね。
*令和2年3週:令和2年1月13日~1月19日
■参考資料・文献
厚生労働省 HP
https://www.mhlw.go.jp/content/000588006.pdf
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/norovirus/