ビーンスタークのママ栄養士が子育て情報を紹介します!
3.11から学ぶ防災 vol.2
こんにちは!ゆっきーです!
前号に引き続き「被災ママ812人が作った子連れ防災手帖(発行:株式会社KADOKAWA、発行者:川金正法、編者:つながる.com)」から、子ども・家族を守る防災力を高めるポイントをご紹介します。
1,自宅をシェルターに
小さい子どものいる家庭では、避難生活を自宅で過ごした方が安心だという声も多いようです。震災時やその後に備え、できる限り自宅での安全対策を施しておきましょう
・玄関や廊下、トイレなどのドアの前には物を置かないようにしましょう
・部屋の窓やお風呂の窓・鏡に、ガラス飛散防止フィルムを貼っておきましょう
・棚や家具は、家具安定補助板やラバー、耐震棒等を活用し転倒防止対策をしましょう
2,家族のルールをつくろう
災害が起こった時に家族全員が一緒にいるとは限りません。通信・交通手段が絶たれた場合でも家族のルールをきちんと決めておけば、合流できるまでに募る不安を少しでも抑えることができるのではないでしょうか。
ルールを決める際の4つのポイントが紹介されています。
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① 災害伝言板を活用できるようにしておく
災害伝言板(171)や各携帯電話会社が提供する災害用伝言版サービス等、家族みんながアクセスしやすい方法を検討しましょう。
② 避難場所は慎重に選定する
“地震なら広域避難所、津波なら高台にある実家”など、災害の種類ごとに、より安全性の高い場所に決めておきます。洪水ハザードマップなども参考にして慎重に決めましょう
③ 複数の連絡拠点を設けておく
体験談として「被災地外には電話がつながると聞いたことがあったので、固定電話から九州の実家に連絡し、母から保育園に連絡してもらい子供の安否が確認できた」と記載されています。
電話での連絡拠点を2か所以上設け、また通信状況の混乱を考慮し、できるだけ遠方に住む親戚や知人にしておくと安心です。電話番号は暗記しておきましょう。
④ 災害別の最終的な集合場所を決めておく
通信手段が途絶した中、一時避難で家族がバラバラになった時の為に、時間がかかっても一つの場所に全員が必ず集まれるよう最終集合場所を決めておきましょう。
3,「防災ごっこ」をしよう!
自宅で防災訓練を行ったことはありますか?
電気・ガス・水道を使わずに過ごしてみると懐中電灯が一つでは足りなかった、防災グッズを使ってみたら電池が切れていた、非常食に缶詰を備えていたら缶切りを入れていなかった等、気がつくことも多いようです。
また、震災が起きた時に子どもが自分で安全な場所に避難できるよう、日頃から“親子遊び”として震災シミュレーションを行っておけば、楽しく防災訓練ができ、いざという時に役立ちますね。
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4,週末の家族イベントは「防災ピクニック」にでかけよう!
実際に避難バックを持って出かけてみると、重すぎて荷物の見直しが必要なことに気がつくこともあるようです。また、よく行く公園や通学路等に“倒壊しそうな塀”や“ガラスが飛散しそうな建物”、“土砂や氾濫”等で通行できなくなりそうな危険ポイントがないかを、子どもと一緒にチェックしながら歩いてみましょう。
5,楽しむことを基本に「防災キャンプ」をしよう!
いつもとは違う“不自由さ”を楽しみながら体験し、災害に備えようとするのが防災キャンプです。
防災キャンプの目的は、いつもと違う環境を楽しむ、助け合うことを経験する、危ないことに気づく力を身につける、やったことのない役割にチャレンジすることです。
おもちゃやゲームが無くてもできる遊びを考えたり、薪でごはんを炊いたり、“野菜切り担当”“お皿洗い担当”など役割分担をしたり、舗装されていない道を歩いてみるなど。様々な体験をすることで、乗り越える力、創意工夫する力が生まれます。まずは楽しむことを基本に、無理のないところから防災キャンプを始めてみましょう。
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自宅での防災訓練や防災ピクニック・キャンプは、ゆっきーにとって目から鱗でした!
防災を特別なものとして考えず、日頃から親子遊びに取り入れれば、子供たちの”危険を回避する視点”を育て、また万一の時でも慌てずにすみます。
今回ご紹介した以外に、幼児にできる防災訓練としては、お友達とお泊り会をしたり、外出時に和式トイレを使う経験も役立つようです。
“楽しく防災訓練”を基本に是非トライしてみてくださいね。
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いかがでしたか。
いつ起こるかわからない災害だからこそ、日ごろから備えておく必要があります。
小さなお子様は、“遊び”から防災術を身につけておくと安心ですね。
今回2回にわたり、「被災ママ812人が作った子連れ防災手帖」から子どもを守る防災についてご紹介しました。ぜひお役立てください。
前号に引き続き「被災ママ812人が作った子連れ防災手帖(発行:株式会社KADOKAWA、発行者:川金正法、編者:つながる.com)」から、子ども・家族を守る防災力を高めるポイントをご紹介します。
1,自宅をシェルターに
小さい子どものいる家庭では、避難生活を自宅で過ごした方が安心だという声も多いようです。震災時やその後に備え、できる限り自宅での安全対策を施しておきましょう
・玄関や廊下、トイレなどのドアの前には物を置かないようにしましょう
・部屋の窓やお風呂の窓・鏡に、ガラス飛散防止フィルムを貼っておきましょう
・棚や家具は、家具安定補助板やラバー、耐震棒等を活用し転倒防止対策をしましょう
2,家族のルールをつくろう
災害が起こった時に家族全員が一緒にいるとは限りません。通信・交通手段が絶たれた場合でも家族のルールをきちんと決めておけば、合流できるまでに募る不安を少しでも抑えることができるのではないでしょうか。
ルールを決める際の4つのポイントが紹介されています。
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① 災害伝言板を活用できるようにしておく
災害伝言板(171)や各携帯電話会社が提供する災害用伝言版サービス等、家族みんながアクセスしやすい方法を検討しましょう。
② 避難場所は慎重に選定する
“地震なら広域避難所、津波なら高台にある実家”など、災害の種類ごとに、より安全性の高い場所に決めておきます。洪水ハザードマップなども参考にして慎重に決めましょう
③ 複数の連絡拠点を設けておく
体験談として「被災地外には電話がつながると聞いたことがあったので、固定電話から九州の実家に連絡し、母から保育園に連絡してもらい子供の安否が確認できた」と記載されています。
電話での連絡拠点を2か所以上設け、また通信状況の混乱を考慮し、できるだけ遠方に住む親戚や知人にしておくと安心です。電話番号は暗記しておきましょう。
④ 災害別の最終的な集合場所を決めておく
通信手段が途絶した中、一時避難で家族がバラバラになった時の為に、時間がかかっても一つの場所に全員が必ず集まれるよう最終集合場所を決めておきましょう。
3,「防災ごっこ」をしよう!
自宅で防災訓練を行ったことはありますか?
電気・ガス・水道を使わずに過ごしてみると懐中電灯が一つでは足りなかった、防災グッズを使ってみたら電池が切れていた、非常食に缶詰を備えていたら缶切りを入れていなかった等、気がつくことも多いようです。
また、震災が起きた時に子どもが自分で安全な場所に避難できるよう、日頃から“親子遊び”として震災シミュレーションを行っておけば、楽しく防災訓練ができ、いざという時に役立ちますね。
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4,週末の家族イベントは「防災ピクニック」にでかけよう!
実際に避難バックを持って出かけてみると、重すぎて荷物の見直しが必要なことに気がつくこともあるようです。また、よく行く公園や通学路等に“倒壊しそうな塀”や“ガラスが飛散しそうな建物”、“土砂や氾濫”等で通行できなくなりそうな危険ポイントがないかを、子どもと一緒にチェックしながら歩いてみましょう。
5,楽しむことを基本に「防災キャンプ」をしよう!
いつもとは違う“不自由さ”を楽しみながら体験し、災害に備えようとするのが防災キャンプです。
防災キャンプの目的は、いつもと違う環境を楽しむ、助け合うことを経験する、危ないことに気づく力を身につける、やったことのない役割にチャレンジすることです。
おもちゃやゲームが無くてもできる遊びを考えたり、薪でごはんを炊いたり、“野菜切り担当”“お皿洗い担当”など役割分担をしたり、舗装されていない道を歩いてみるなど。様々な体験をすることで、乗り越える力、創意工夫する力が生まれます。まずは楽しむことを基本に、無理のないところから防災キャンプを始めてみましょう。
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自宅での防災訓練や防災ピクニック・キャンプは、ゆっきーにとって目から鱗でした!
防災を特別なものとして考えず、日頃から親子遊びに取り入れれば、子供たちの”危険を回避する視点”を育て、また万一の時でも慌てずにすみます。
今回ご紹介した以外に、幼児にできる防災訓練としては、お友達とお泊り会をしたり、外出時に和式トイレを使う経験も役立つようです。
“楽しく防災訓練”を基本に是非トライしてみてくださいね。
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いかがでしたか。
いつ起こるかわからない災害だからこそ、日ごろから備えておく必要があります。
小さなお子様は、“遊び”から防災術を身につけておくと安心ですね。
今回2回にわたり、「被災ママ812人が作った子連れ防災手帖」から子どもを守る防災についてご紹介しました。ぜひお役立てください。