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月齢5~6か月

【身長】男:63~71cm 女:61~70cm
【体重】男:6.3~9.6kg 女:5.9~8.8kg

月齢5か月

食べものを欲しがるようになったら離乳食スタートの時期です

身長
男:63~71cm 女:61~70cm
体重
男:6.3~9.6kg 女:5.9~8.8kg

赤ちゃんの様子

赤ちゃんが家族の食事の様子を見て、よだれを出したり、食べものを欲しがるように手や口を動かしたりするようなら、離乳食のスタートの時期が来ていると考えてください。 離乳は、母乳やミルクで育ってきた赤ちゃんが食べ物に少しずつ慣れてきて、幼児食に移っていくために必要な過程です。ただ、赤ちゃんにはそれぞれに個人差があるので、どのタイミングで離乳を始めるかは、赤ちゃんの発達に合わせてください。

離乳食を1日のどの時間帯に与えるかに悩む親御さんもいるでしょう。昼食でも家族が揃う夕食でも、それぞれの家庭のスタイルに合わせて決めてよいと思います。離乳食を始めると授乳のスケジュールも変わるので、毎日、同じ時間に離乳食を与えるようにして、生活リズムを崩さないようにしましょう。

離乳食がスタートしたとはいえ、まだまだこの時期の赤ちゃんは、母乳やミルクから栄養を得ています。離乳食の後は、赤ちゃんが欲しがるだけおっぱいをあげましょう。離乳食のために母乳の飲み方にムラが出ても、うんちやおしっこの量などに変化がなく、赤ちゃんが元気なら過度に心配する必要はありません。

離乳食を始めると、口の周りや顔に赤いプツプツが出る赤ちゃんもいます。そうすると「アレルギーではないか」と心配になるママもいるでしょう。口の周りの発疹は、アレルギーではなく、「かぶれ」であることも多いです。食べ物が皮膚についてかぶれてしまったり、食べ物がついた手で顔をこすって目の周りなどに発疹が出てしまったりということもあります。

発疹が出たら、まずはなるべく食べ物が口の周りにつかないようにする、保湿剤などで口の周りを保護してから食べさせるなどの対策を試してみてください。

食物アレルギーの多くは、食べた直後から2時間以内に症状が出ます。症状の多くは全身にかゆみが出るじんましんや皮膚の一部が赤くなる紅斑。重症の場合は下痢や嘔吐、のどや気管支の粘膜がむくんでゼイゼイする症状があります。食べた後に2~3回発疹などの症状が起こるなら小児科を受診してくださいね。

3大アレルゲンは鶏卵、牛乳、小麦とされています。アレルギーが心配だと、つい、アレルゲンを含む食品を与えないようにしてしまいがちですが、最近では、早い時期に少量ずつ与えていった方がアレルギーになりにくいとされています。アレルギーを心配し過ぎるあまり、長い間必要な食品を与えないことは、赤ちゃんにとって良いことばかりではないと考えられているのです。

また、この時期は手足が器用になり、何でも手でつかんで叩いたり、振り回したりするようになります。ガラガラや歯がためなど、おもちゃによく反応するようになりますし、少しならひとり遊びもできるようになります。鋭利な形のものや喉に詰まりそうな大きさのものなどは、赤ちゃんの手の届かない場所に片づけましょう。

自分の足をにぎっていたり、さらには足の指を口に入れたりもしますが、そうやって遊んでいるうちに寝返りを自分でするようになります。寝返りは身体を自分で移動させるようになる第一歩です。うつ伏せになることが、やがて「はいはい」につながっていきます。

この時期には夜泣きが始まることがあります。次第に人見知りも始まって知らない人に対して大泣きしたりもします。育児の悩みは尽きないと思いますが、育児の悩みの多くは、一時的なもの。「赤ちゃんは何か月になったらコレができなきゃダメ、ママはこうしないとダメ」というような周りの声や育児書の目安に捉われ過ぎなくて大丈夫ですよ。まずは赤ちゃんの行動の変化をゆったり受け入れてみましょう。

(出典元)

  • 公益財団法人 母子衛生研究会 赤ちゃん&子育てインフォ 妊娠・出産・子育て情報 赤ちゃん・子どもの発育と、発達に合わせて楽しむ親子あそび5か月頃の赤ちゃん
  • 公益財団法人 母子衛生研究会 赤ちゃん&子育てインフォ 妊娠・出産・子育て情報 はじめての離乳食
  • 公益財団法人 母子衛生研究会 赤ちゃん&子育てインフォ 妊娠子育て相談室 インターネット相談室 Q&Aバックナンバー 発育・発達 (2014.12)
  • 公益財団法人 母子衛生研究会 赤ちゃん&子育てインフォ 妊娠子育て相談室 インターネット相談室 Q&Aバックナンバー アレルギー (2020.4)

ママの暮らしと栄養

産後の体型のゆるみが気になるママも少なくないのではないでしょうか。でも、ボディラインを矯正する下着は、血液の流れを悪くし便秘や肩こりの症状を強める場合もあるので、あくまで補助的に使いましょう。スリムアップを目指すなら運動をして筋肉を引き締めるのがおすすめです。

また、赤ちゃんが夜にまとまって眠る日が増えて、ママは夜間の授乳から解放される頃です。夜間はまとまった睡眠をとれるようになるママも増えてくるでしょう。

(出典元)

  • 公益財団法人 母子衛生研究会 赤ちゃん&子育てインフォ 妊娠子育て相談室 インターネット相談室 Q&Aバックナンバー 発育・発達 (2014.12)

赤ちゃんをおなかに授かってから2歳までの1000日間は生涯の健康に深く関係していると言われています。
私たちは、この大切な1000日間を「すこやかな1000日」と呼んでいます。
お子さま一人一人の「すこやかな1000日」にお役立ていただけるよう「すこやかな1000日」コンテンツをお届けいたします。

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